Ruby 1.9をソースコードからMac OS X 10.5.1にインストールする方法を示す。
今回、rubyのソースコードとGNU Readline Libraryをインストールする事にした。ファイルは次の場所からダウンロードした。
ターミナルで作業する。
$ tar zxfv readline-5.2.tar.gz $ cd readline-5.2 $ ./configure $ make $ sudo make install パスワード入力
ターミナルで作業する。ファイルは/usr/localにインストールし、Mac OS Xのオリジナルは残しておく事にする。
$ tar jxfv ruby-1.9.0-0.tar.bz2 $ cd ruby-1.9.0-0 $ ./configure --enable-shared --enable-pthread \ --with-readline-dir=/usr/local $ make $ make test $ sudo make install
Rubyは/usr/local以下にインストールされるので環境変数PATHの設定が必要になる。ターミナルで次のコマンドを実行し、/usr/local/binが表示されるかを確認する。
$ echo $PATH
もし、上記コマンドを実行して/usr/local/binの表示がないときはviなどのテキストエディタで~/.bash_profileに次の一行を追加する。
export PATH=/usr/local/bin:$PATH
パスが正しく通っているかを確認するにはRubyのバージョンをコマンドrubyにオプションvを指定し、表示する。以下に実行例を示す。
$ ruby -v ruby 1.9.0 (2007-12-25 revision 14709) [i686-darwin9.1.0]