AFPでファイルをiPod touchにファイルを転送し、httpdとSafariを使ってファイルを閲覧する方法を示す。iPod touchをJailbreakしている事が前提です。
次のプログラムをNetworkパッケージの中からインストールします。
私はApacheをインストールしました。
Apacheはインストール後自動的に実行されています。HTML等のファイルの設置フォルダは/Library/WebServer/Documentsに設定されています。このフォルダはApacheの設定を変更すればどこにでも変更できます。
AFPdをインストールするとアイコンが表示され、サーバをオン・オフできます。
AFPdを使うには図のようにServer ActiveとBroadcast Activeを共にオンにし、Service Nameも変更しました。Service Nameは名前をタッチすればキーボードが表示されるので変更できます。
これでiPod touchの設定は完了です。
iPod touchの設定が完了したので、Macから接続します。iPod touchはWiFi接続されているものとします。
Finderのメニュー移動からサーバへ接続を選択します。ダイアログが表示されたら図のように管理者のユーザ名rootとiPod touchの名前を組み合わせたアドレスを入力します。
afp://root@iPod touchの名前/
接続できると、図のようにパスワードの入力を促されるので自分で設定しているrootのパスワードを入力します。
正しく接続できると図のようにFinderのサイバーの共有にiPod touchの名前が表示され、2つの共有名が表示されます。
インストールしたApacheは共有名iPhone Root FileSystemにあるフォルダ/Library/WebServer/Documents以下のファイルを対象にしています。このフォルダには最初、index.htmlとapache_pb.gifの2つのファイルがあり、Safariでアクセスするとindex.htmlをブラウザに送るようになっているのでindex.htmlを適当な名前に変更しておきます。
MacからiPod touchへ転送したいファイルをここ(/Library/WebServer/Documents)にコピーします。
ファイルをコピーするとファインダーでは次のように表示されます。
ファイルをコピーできたら、iPod touchのSafariを起動し、次のどちらかのアドレスを入力します。
http://127.0.0.1/ http://localhost/
どちらかのアドレスを入力すると次のようにフォルダのファイル一覧が表示されるので、表示したいファイルをタップします。
PDFファイルも表示できますが、日本語フォントが正しく表示されませんでした。
正しく表示できたら、ブックマークに登録しておくといいでしょう。